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時刻同期 アーカイブ

2006年06月07日

windows2000で時刻同期(sntp)

windows XPで時刻の同期をとるのは簡単にクリックですることができるが、windows2000ではXPのように簡単に設定できません。windows2000での時刻同期の方法です。

1. コマンドプロンプトよりnet timeコマンドを使って同期をとるntpサーバを登録する。
  C:\>net time /setsntp:<ntpサーバ名>  ←ntpサーバの登録
  C:\>net time /querysntp             ←ntpサーバが登録されたことを確認
  現在の SNTP 値:<ntpサーバ名> ←登録したntpサーバが表示される

2. コマンドプロンプトよりサービスのw32timeを起動させる。
  C:\>net start w32time

3. サービスからw32time(Windows Time)を自動起動にする。

 [スタート] ボタンをクリックし、[設定] をポイントして [コントロールパネル] をクリックします。
 [管理ツール] をダブルクリックし、[サービス] をダブルクリックします。サービスの一覧から
 [Windows Time] をダブルクリックします。 [全般タブ] の[スタートアップの 種類] のプルダウン
 から[自動] を選択し、一番下のの[OK]ボタンをクリックします。

 これでntpサーバの起動しました。再起動後も自動で起動します。


以上でwindows2000で時刻同期をとることができます。
 

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2006年06月11日

windowsでLinux(VMware player)+時刻同期(ntp)

一台のマシンでwindowsサーバとlinuxサーバを同時に使用したいという人は結構多いと思います。そこで一台のマシンで両方のサーバを構築するにはVMware playerというフリーのツールを使用します。ダウンロードはVMwareのHPからできます。ホストOSをwindowsにしゲストOSをLinuxとしたほうが簡単に構築できると思います。構築方法は検索サイトで検索すれば結構あり簡単にインストールできゲストOSも簡単にインストールできるのですが、VMware player上のゲストOSはサーバとして重要な時間(ntpを使っても)を正確にすることができないといことをしばしば聞きます。現にCentOS4.3やRedhat9ではntpサーバを構築しても時刻同期することができませんでした。しかしFedoraCore4を使うことで時刻同期することができます。なぜなのでしょうかね?

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2006年06月22日

Linux(VMware player)でVMware nisetools (時刻同期)の検証

先日、VMware player上のゲストOS(Linux)では時刻同期がとれないと投稿しましたがVMware player上でも時刻同期ができるフリーのツールを見つけましたので検証してみました。このツールはゲストOSがホストOSの時刻に合わせるそうなのでホストOSの時刻が正確でないといけません。ダウンロードは製作者さんのサイトからできます。検証OSはCentOS4.3です。

1.インストール
# yum -y install xorg-x11-devel     ←このライブラリがないとmake時に失敗します。
# tar zxvf vmware-nisetools-0.2.1.tar.gz
# cd vmware-nisetools-0.2.1
# vi vmware-synctimed.c
---------------------
#include <time.h>              ←大体43行目位に追記します。
---------------------
# ./configure
# make
# make install
# ls /usr/local/sbin/vmware-synctimed   ←このファイルが作られていることを確認。
/usr/local/sbin/vmware-synctimed

2.実行方法
# /usr/local/sbin/vmware-synctimed -d -i 30

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2006年07月10日

VMware player上のFedoraCore4でntp(時刻同期)サーバ構築

以前、VMware player上のLinuxではntp(時刻同期)をとることができないが、FedoraCore4では取ることができると書きましたので、そのntp(時刻同期)サーバの構築方法です。この例ではホストOSはWindows2000Server(ip 192.168.1.1)を使用し、且つntpサーバが構築してあります。ゲストOSにFedoraCore4(ip 192.168.1.2)を使用します。

1.インストール
# yum -y install ntp
# mv /etc/ntp.conf /etc/ntp.conf.backup ←デフォルトの設定ファイルは使わない
# vi /etc/ntp.conf                   ので新規に設定ファイルを作成する。
---------------------
#ホストOSntpサーバ         ←ホストOSやLAN内にntpサーバが構築して
server 192.168.1.1           あるならそのIPかサーバネームを記述する。
                         ない場合は外部にあるntpサーバでもよい。        
---------------------

2.実行方法
# chkconfig ntpd on
# service ntpd start

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2006年07月19日

Windows 2000 Professionalで時刻同期(ntp)サーバ構築

Windowsでサーバを立てたいという人は結構いると思いますが、サーバOSを個人で入手するのはなかなか難しいと思います。そこでWindows 2000 ProfessionalならIISもあり勉強程度なら結構なことができるので使ってるという人は多いと思います。今回はサーバでは重要な時刻同期(ntp)サーバをWindows 2000 Professionalで構築してみました。クライアントPCから同期をとりに行くこともできます。

1. コマンドプロンプトよりnet timeコマンドを使って同期をとるntpサーバを登録する。
  今回はMicrosoft社のntpサーバを登録します。

 C:\>net time /setsntp:time.windows.com  ←ntpサーバの登録
 C:\>net time /querysntp       ←ntpサーバが登録されたことを確認
 現在の SNTP 値:time.windows.com      ←登録したntpサーバが表示される

2. ntpサーバとして動作させるためにレジストリを変更する。

 HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\W32Time\Parametersにある
 エントリ名LocalNTPのデータを0から1に変更します。

3. サービスのw32time(Windows Time)を起動する。

 [スタート] ボタンをクリックし、[設定] をポイントして [コントロールパネル] をクリックします。
 [管理ツール] をダブルクリックし、[サービス] をダブルクリックします。サービスの一覧から
 [Windows Time] をダブルクリックします。 [全般タブ] の[スタートアップの 種類] のプルダウン
 から[自動] を選択し、[サービスの状態]から開始をクリックします。

 これでntpサーバの起動しました。再起動後も自動で起動します。
 次は正常に動いているか検証します。

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2006年07月31日

LinuxでNTPサーバ起動時にntpdateの実行

NTPを起動する前に大幅に時刻が狂っている状態で、起動させると徐々にシステムの時刻を合わせていくため、なかなか時刻があいません。そこで、NTPを実行させる前に自動でntpdate(即座に時刻を合わせコマンド)を実行させて正しい時刻に合わせてから同期をとる方法があります。
/etc/ntp/step-tickersを編集することで可能になります。

1.設定
# vi /etc/ntp/step-tickers
---------------------
clock.nc.fukuoka-u.ac.jp  ←1行目にIPアドレスかNTPサーバホスト名を記述します。この例
---------------------          では外部の公開NTPサーバを指定してますがLAN内にNTP
                     サーバ ある場合そちらのほうが効率的です。
2.起動
#/etc/init.d/ntpd start
ntpd: 時間サーバと同期中:    [ OK ] ←システム開始後直ぐにntpdateを実行している。
ntpd を起動中:            [ OK ]

以上で完了です。

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2007年06月16日

ntp(時刻同期)の動作確認サイト

各クライアントやサーバのntp(時刻同期)の設定が終わった後に、本当に1秒も狂いもなく同期が取れてるのかって気になるとこだと思います。性能の悪いPCの場合は徐々に時間が狂う場合もあります。そこでそれを調べるためのお勧めサイトがこれです。

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