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LinuxでNTPサーバ起動時にntpdateの実行

NTPを起動する前に大幅に時刻が狂っている状態で、起動させると徐々にシステムの時刻を合わせていくため、なかなか時刻があいません。そこで、NTPを実行させる前に自動でntpdate(即座に時刻を合わせコマンド)を実行させて正しい時刻に合わせてから同期をとる方法があります。
/etc/ntp/step-tickersを編集することで可能になります。

1.設定
# vi /etc/ntp/step-tickers
---------------------
clock.nc.fukuoka-u.ac.jp  ←1行目にIPアドレスかNTPサーバホスト名を記述します。この例
---------------------          では外部の公開NTPサーバを指定してますがLAN内にNTP
                     サーバ ある場合そちらのほうが効率的です。
2.起動
#/etc/init.d/ntpd start
ntpd: 時間サーバと同期中:    [ OK ] ←システム開始後直ぐにntpdateを実行している。
ntpd を起動中:            [ OK ]

以上で完了です。

FedoraCoreではNTPをインスールした時点で/etc/ntp/step-tickersにデフォルトのNTPサーバ設定されてますが起動に時間がかかるので効率の良いNTPサーバに設定したほうが良いです。

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2006年07月31日 20:09に投稿されたエントリーのページです。

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